記念誌・社史の
ご案内

私たちは紙に印刷することにこだわり後世に伝えます
今ははっきり言ってデジタルの時代です。しかし、考えてみて下さい。
日本最古の印刷物は、西暦770年の「百万塔陀羅尼経(ひゃくまんとう だらに)」と言われています。
1,000年以上前に印刷されたものが今の時代にも現存し、後世に情報と技術を伝えました。
デジタル技術も進化し記録媒体も変化を繰り返していますが、
バージョンUPを繰り返していく中でどれだけ古いものが再生出来ていくのか、
それはまだ100年も経たないまだ「ひよこ」です。
印刷物は後世何代にも引き継がれ一目で記録であることを判断させてくれるものです。
私たちは大切な記録をしっかりと残していくお手伝いをさせていただきます。
お気軽にご相談ください。

●当社が選ばれる理由

  • 豊富な経験と実績
    創業時から74年、地元では「ページ物なら総北海」というブランドと信頼があります。
    それは、長年の知識、経験からエンドユーザー様から同業者様まで安心してお任せいただける体制と品質を保持して参りました。
    時代の変化と共にアナログからデジタルまで提供できるコンテンツも増やし満足いただける製品づくりを行っております。
  • 分かりやすい言葉で丁寧にアドバイス
    商談、制作していく工程で印刷会社特有の専門用語が出てくる場合があります。
    お客様へはできるだけわかりやすい言葉で丁寧に説明いたします。
  • ご要望に応じた最適なプランでご提案
    一口に記念誌と言っても作り方は様々、製作段階からどのように進めていくべきなのか?
    掲載内容の企画から制作、資料管理、式典まで。様々なオーダープランを揃えてお待ちしています。

●本づくりにとりかかる前に

誰に、
何のために、
いつまでに作るのか確認しましょう

●動機(目的)
私たちの心の中に、先駆者たちが残した貴重な個人の活動・事業の遺産を大切に保存するとともに今後の活動の糧としたい気持ち、さらには、歴史を後世に伝えていくことの重要性が働いていると思います。
個人の営みや事業を中心とした史料を探求し、これによって各時代の生活や事業などの歴史的変遷の過程をまとめることは、将来の発展のために大きな意義のあることです。
私たちの環境は日々変わり続けますし、昔を訪ねる手がかりとしての資料や物体が消えつつあります。したがって、発展の跡を追い厳粛な活動の記録を解明し、できるだけ多くの史実を後世に遺すことは、現代を生きる者の責務です。
●動機(目的)にあった内容
何を誰に伝えたいのかをハッキリさせて、文章で伝えるのか、写真を中心にビジュアル的に見せるのか、時系列で掲載するのか物語風にするのかなど、紙面の構成をどのようにして伝えるのかを決めていきます。

文章中心

写真中心

時系列

●予算
本の寸法を、どの大きさにするのか、上製本にするのか普通製本にするのか、紙質、部数などおおよその仕様を決め、取材、撮影日数、原稿執筆ページ数なども決めていき、かかる費用の予算配分を決めていきます。
●制作工程
いつまでに、どの時機(機会)に配布するのかを決めて納品日から逆算し、工程表を作成して進めます。いつまでに何をしなければならないのか初期打ち合せの段階から大まかなスケジュールを決定しましょう。

●制作準備

原稿作成の資料となるものを、収集し整理しましょう

●資料収集
  • 出生・生立ち・会社創業・法人設立・沿革にかかわるもの
    家系・学歴・移転・移住歴・賞歴・設立趣意書、登記関係の書類、設立・沿革に関する資料、計画書類、議事録、報告書
  • 写真などの資料
    本文中に関わる人物、品、建物、風景、作品、歴代代表者や役職員の顔写真、施設、設備、製品、工事実績写真、各種行事・催事の写真など
  • 今まで使ってきたもの
    趣味や製作、仕事で使ってきたもの。道具や愛用品、事業で使ってきたもの。
    身分証明書、社員証、旗、社章、襟章、ネームプレート、ユニフォーム
  • 参考となる過去の印刷物・データ
    記念誌、広報誌、社内報、パンフレット・カタログ・チラシ類、ポスター、標語、新聞や雑誌の切り抜き、関連業界の記念誌類や発行物
  • 活動の足跡
    起業理念や経営方針ができた経緯や背景、逸話、名簿、役員歴、売上、利益実績、販売実績、決算書、総会議案書、年度計画書
    経営計画書、ディスクロージャー、組織の変遷、資本金の推移、実施計画書、表彰状、社会貢献の実績、設備投資
●書籍の順序
  • 前付(まえづけ)
    1.本とびら 2.口絵 3.献辞 4.序文 5.凡例 6.目次
  • 本文
    7.中とびら 8.本文
  • 後付(あとづけ)
    9.付録 10.索引 11.あとがき 12.奥付
●仮目次の作成
【制作一例】
●執筆要領
本の執筆に関して、以下の表記基準の方針をご確認頂き、質問に対してお示し頂きます。
  • 用字用語は、原稿どおりにするか、統一するか。統一する場合は、詳細をお示し下さい。
  • 「~である」調にするか「~ます調」にするか、。
  • 常用漢字を用いるが、固有名詞・歴史用語又は特殊な用語等、史・誌の性格上、常用漢字表にない漢字(表外字)も適宜、許容して用いる。
  • 現代仮名づかいによる。
  • 送り仮名は原則として「送り仮名の付け方(昭和56年10月1日内閣告示第3号)」による。
  • 代名詞・副詞・連体詞などは「公用文における漢字使用等について(昭和56年事務次官等会議申合せ)」により原則として漢字で記載する。
  • 外国の地名・人名・外来語はカタカナにする(漢字使用国を除く)。
  • 横書きの原稿における数詞は、アラビア数字を並べて書き、原則漢数字は用いない(*概数、人名、地名などは、漢数字を使用する)。
  • 単位語は、原稿どおりにするか、数の多い場合に億、万を入れるか。
  • 数の幅の表示(例=380~400円)。
  • 記号を使用する単位(例=cm・%など)にするか、漢字を使用する単位(尺・寸など)にするか。
  • 分数の表記法は(例=3分の1)とする。
受注が決定後、この統一の基準にさらに付加いたします。
●見本となる本
本屋さんや図書館などに置いてある本や、他社でつくられた記念誌などを参考にすると、本づくりの良いヒントになります。
●各種リスト
  • 取材リスト
    聞き取りによる原稿執筆が必要な場合
  • 撮影リスト
    〇人物 〇製品 〇設備 〇風景 〇絵 〇図版 〇作品
  • 寄稿先リスト
    〇業界関係者 〇会社・団体OB 〇部署代表者 〇挨拶文 〇知人・友人
●本文レイアウト
  • タテ組み[1段組み]文庫・新書
    文庫や新書などの小さい本で主流の1段組み。段を増やすと一行が短すぎて読みづらくなる。
  • タテ組み[2段組み]判型の大きい書籍
    A5判以上の本から2段組みが増える。改行による余白が減り、1ページに多く情報が掲載できる。
  • ヨコ組み[1段組み]判型の小さい書籍
    小さめの本では、タテ組みに比べてヨコ組みの一行文字数が減ってしまう。同じサイズの本でもヨコ組みであれば段の数を減らす。
  • ヨコ組み[2段組み]A4判くらいの書籍・雑誌
    A4判などでは、ヨコ組みの一行文字数が増えて読みづらくなるため、大きな紙面では多段組みを使うことがベスト。

タテ組み[1段組み]
文庫・新書

タテ組み[2段組み]
判型の大きい書籍

ヨコ組み[1段組み]
判型の小さい書籍

ヨコ組み[2段組み]
A4判くらいの書籍・雑誌

●書籍の仕様を決めるための参考名称

●書籍の要素と規格
規 格 天地×左右 字詰×行数
A6判 148mm×105mm 42字×16行
B6判 182mm×128mm 42字×16行
四六判 188mm×127mm 43字×16行
A5(縦組) 210mm×148mm 47字×17行
A5(横組) 210mm×148mm 32字×27行
B5(縦組) 257mm×182mm 59字×21行
B5(横組) 257mm×182mm 38字×33行
●書籍紙面の名称

●書体について

和文書体については、モリサワパスポートに登録されている全書体が使用可能です。
欧文書体については、各種取り揃えておりますが、使用したい書体などがありましたらご相談ください。

●作成業務フロー

●本づくりにおける一般的なフロー
本づくりの企画から完成までの一般的な流れは、次の図のようになります。
1.ご相談
自費出版・記念誌制作にあたり、まずは当社にご連絡下さい。原稿・写真・イラスト、その他資料、どんなものでもお持ち下さい。本づくりに精通したスタッフがご相談に応じます。
2.方向性の決定
幾度かの打ち合わせ後、お客様とスタッフの間で方向性を定めていきます。原稿の制作プロセスや予算、本の判型(サイズ)・ページ数・紙質・印刷仕様・発行部数などを考えます。
3.編集作業と校正
お客様のご希望をお伺いしながら、文字原稿や図版等をレイアウトし、編集を施した「校正」を提出いたします。そうして何度か修正・調整を繰り返していきます。
4.デザイン・装幀
本文の校正のみならず、表紙デザインや表題の最終確認を進めます。書籍への思いが存分に発揮される部分です。
5.最終確認
実際の用紙を使った「束見本」と呼ばれる仕上り製本見本と、本文ページや装丁を見ながら最終確認をします。
6.印刷
精度の高い印刷機で書籍の本文や表紙をスピーディに印刷・製本します。
7.製本・納品
当社の一貫した印刷・製本ラインで、一冊の本が完成。お客様のもとにお届けいたします。

●記念事業関連業務

  • 記念ロゴマーク作成
  • カリグラフ(字を美しく見せる書法)による題字作成
  • 掲載内容企画提案
  • 取材、執筆、撮影、デザイン
  • 装丁提案
  • 少部数対応
  • 記念品手配、手提げ袋制作
  • 式典プランのお手伝い(会場予約から当日写真、動画撮影)
  • CD-ROM、DVD作成
  • デジタルBook作成
  • WEBページの作成
  • 動画撮影、編集
  • コママンガ制作
  • 発送代行

表紙ロゴを
カリグラフとした例

撮影や編集なども
対応いたします

●事例

創立50周年記念誌
学校法人北海道櫻井産業学園様

北海道支部創立50周年記念誌
芝浦工業大学校友会様

創立100周年記念誌
旭川赤十字病院様

旭山動物園の動物図録
旭川市旭山動物園様

創立55周年記念誌
日本除雪機製作所様

50周年記念誌
旭川鉄工青年会様

この他にも様々な事例がございます。ご相談ください。

●記念誌Q&A

部数は何部から作れますか?
1部から印刷は可能です。
必要な部数や仕様に合わせて、より良い印刷方法をご提案いたします。
概算の見積が欲しいのですが、最低限伝える情報を教えてください。
お客様のご連絡先、原稿の種類(デジタルデータ、紙原稿など)、入稿方法(郵送など)、仕上がりサイズ、ページ数、
色(カラー、モノクロなど)、写真の有無、用紙、部数、納期、納品場所等をお知らせください。
基本的に実際にお会いして話を聞いてもらいたいという方が90%以上です。
記念誌にDVDは付けられますか?
可能です。必要枚数や、どのような形で付属させるか等、様々な方法がございますので、お気軽にご相談ください。
記念誌と社史の違いは何ですか?
記念誌とは、周年に限らず、何らかの出来事を記念して出版される印刷物のことです。
社史とは、企業の歴史を、内外の資料に基づき客観的にまとめた印刷物のことです。